代襲相続

１　代襲相続とは

代襲相続とは、被相続人が死亡するよりも先に相続人が死亡したこと等（代襲原因）により、その相続人の直系卑属が相続人に代わって相続することです。

２　代襲原因

代襲原因は、相続開始前の死亡、相続欠格、相続排除です。ここに相続放棄は含まれません。

３　被代襲者

代襲相続できる者は被相続人の直系卑属(兄弟姉妹の場合は傍系卑属)に限られます。

　　　　　対　象

備　考

代襲者

①相続人の子
②被相続人の兄弟姉妹の子

①孫、曾孫、玄孫と続く

②ただし、甥、姪まで

非代襲者

被相続人の直系尊属

４　代襲相続の効果

　代襲者は被代襲者の相続順位に従って、被代襲者の相続分を得ることになります。複数の代襲相続人相互の相続分は平等です。

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